conatus(コナトゥス)とは
近代哲学では「人やモノが自己の有に固執しようとする力(自分自身であろうとする力)」
を意味します。
現代はかつてないほどに情報の発信と取得が容易になった時代です。
しかし同時に、情報は氾濫し、多様な価値観や「常識」が絶え間なく押し寄せることで
私たちは自分自身の判断軸を見失いやすくなっています。
変化の激しい社会において
「当たり前」とされてきたものや信じていた基準は、あっという間に揺らぎます。
そのような時代において
周囲の常識や固定観念に盲目的に従うことが、必ずしも最良の結果をもたらすとは限りません。
もし、あなたが何かに疑問を抱いたなら、同じように感じている人が他にもいるかもしれません。
その「違和感」こそが、新たな価値観やより良い常識の芽生えのきっかけとなり得ます。
だからこそ私たちは
外側の声に流されるのではなく、自分自身の内なる声に正直であることを大切にしたいと考えています。
モノにおいても同じです。
本質に立ち返り、その存在意義や最適なあり方を問い直すことで、より善き在り方が見えてくるはずです。
我々conatusは
人が「本当に望むこと」—心からの喜びと納得をもって実行できること—を見つけ出し、
それを追求できる社会を支えるために
また、モノがその本質に即した形で存在できる世界を目指して
事業を推進して参ります。